私のフィットネスキャリアは、25歳の時にACSM(アメリカスポーツ医学会)の資格を取得したことで大きく変わりました。
資格受験の申し込み窓口だったJAFAから、翌年からACSMのトレーニー機会を頂き、その後一つ、又一つと全国でのセミナーやレッスンの講師機会を頂き続けました。
まだ海のものとも山のものともわからぬ未熟で無名な20代の私に、講師機会を与えてくださったこと。
それが光栄で嬉しくて、期待に応えなきゃとアドバイスや指摘を真摯に受け止め、内容だけではなく、講座のタイトルやキャッチコピー、音楽などもオリジナリティにこだわって頑張っていたあの頃。
一方、資格取得のためのライセンスセミナーではマニュアルに忠実に、『個』を入れずにJAFAの代弁者に徹しました(これは、当時の鶴見 幸子理事長に直々にご指摘頂いて以降、肝に銘じています)。
オリジナリティと『伝わるように伝えること』、そして組織へのロイヤリティに自分なりに心を配ったこと、準備不足などの失敗を2回繰り返さないよう踏ん張ったこと、これが一回一回また次に繋がったように思います。
何はともあれ、20年以上にわたる教育機関主催の全国各地でのセミナーにおける講師経験。
これが今に繋がっているのは間違いありません。
起業とSintex®の普及に専念する為に数年前にJAFAを離れましたが、またこうやって理事のお声がけを頂いたこと。
報恩の気持ちで、『改革』の一助となれるよう精一杯努めたいと思います。
自分の会社や組織だけではなし得ない、大きな視点でのフィットネス指導者のキャリア・トレーニング・コンプライアンス・知的財産等についての意識改革。
業界の発展はもちろん、個人的にはエアロビクスの復興にもつながるように努力いたします
協会員の皆さま、関係者の皆さま、どうぞ宜しくお願い申し上げます。